賃貸管理するなら知っておきたい!エレベーターの保守点検の重要性とは
賃貸物件を経営する際は、設備の状態を良好に保つ保守点検にも気を配らなくてはいけません。
保守点検を怠ると、事故の原因になったり、入居者の印象が悪化して空室が増えたりする場合もあります。
今回は、賃貸物件において重要な設備であるエレベーターの保守点検について解説します。
賃貸物件の管理・経営をしている方は、ぜひ参考にしてください。
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賃貸管理・経営におけるエレベーター保守点検の重要性
毎日使用されるエレベーターには少しずつダメージが蓄積されていくので、破損や劣化による事故を避けるためには定期的な点検をおこなわなくてはいけません。
エレベーターに関する点検の種類は、法律で定められた定期検査(法定点検)と保守点検の2つです。
定期検査は1年に1回の実施が法律で定められており、一級建築士などの有資格者によっておこなわれます。
一方、保守点検は建築基準法第8条に基づく法令基準を遵守し「性能維持」「安全保持」を目的として実施されます。
保守点検はあくまで努力義務規定であり、点検をおこなう人間に規定はなく、実施しないことに対する罰則もありません。
ただし、保守点検を怠った結果発生した事故の責任はオーナーに問われることになるので、積極的に実施しておきたいところです。
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エレベーターの保守点検を依頼する際の契約の種類と費用相場
エレベーターの保守点検を依頼する際の契約は、フルメンテナンス契約とPOG契約の2種類が存在します。
フルメンテナンス契約は、部品の交換費用や修理費用が最初から料金に含まれている契約であり、追加費用は発生しません。
手間がかからず予算も把握しやすい一方、後述のPOG契約に比べると費用相場は高く1か月で4~5万円程度です。
POG契約では、修理や部品交換の必要性が生じた場合、その都度費用を支払います。
費用相場は月2~2万5,000円程度なのでフルメンテナンス契約に比べて安めですが、修理のたびに見積もりや契約の手間がかかる点がデメリットです。
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エレベーターの保守点検を依頼する業者の選び方
エレベーターの保守点検を請け負う業者には、メーカー系の企業と独立系の企業があります。
メーカー系企業はエレベーターを開発しているメーカーの系列企業であり、自社エレベーターの点検のみを担当します。
独立系の企業はメーカーと繋がりがないので、どの種類のエレベーターでも点検が可能です。
メーカー系企業は大手ならではの安心感があり、突発的なトラブルが発生した際の対応力も優れています。
ただし、メーカー系企業は独立系企業に比べると点検費用が高く、場合によっては年間100万円程度の差が生じます。
一方、独立系企業のなかには技術面で不安が残る企業もあるので、安心感を重視するか費用面を重視するかで企業を選ぶことになるでしょう。
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まとめ
エレベーターの保守点検は法的に定められた義務ではありませんが、トラブル発生を防ぐためには定期的に実施することが大切です。
費用は点検の種類や業者選びによって変わってくるので、資金状況やほかの賃貸物件の経営状況などを考慮して方針を決めると良いでしょう。
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エクストホーム メディア編集部
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