賃貸物件では屋上の防水工事が必要?工事のタイミングや費用の相場も解説!
賃貸物件の経営や管理をしている方には、屋上の防水工事を定期的におこなうことが推奨されます。
しかし、防水工事がなぜ必要なのか、理由をご存じない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件の屋上で防水工事が必要な理由にくわえ、工事のタイミングや費用の相場を解説します。
賃貸物件の屋上で防水工事が必要な理由
まず、屋上でおこなう防水工事とは、屋上に防水処理をして雨水の侵入を防ぐ工事のことです。
建物が完成した当初は、雨水をしっかり防ぐことができますが、竣工から時間が経つと経年による劣化で防ぐことができなくなる可能性があります。
ビルやマンションなどでも定期的に防水工事をしていないと、やがて雨水が建物に侵入するようになり、入居者に貸しているスペースにて雨漏りが発生する恐れが考えられます。
雨漏りは入居者からのクレームにつながったり、漏電による事故が起きてしまったりとトラブルを引き起こしかねません。
さらに、雨水が侵入すると建物が傷んでしまい、防水工事の費用を上回る修繕コストが発生する可能性もあります。
以上のような理由から、屋上の防水工事は定期的に実施することを推奨しています。
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賃貸物件の屋上で防水工事をおこなうタイミング
屋上の防水工事は、屋上の防水性能が下がってきたタイミングで実施します。
下がってきたタイミングとは、屋上の塗装がはがれてしまっていたり、ひびわれを起こしてしまっていたりするケースが挙げられます。
また、屋上の防水層や下地にひび割れが見られたり、ひび割れした箇所から雑草が生えていたりするのも危険なサインです。
現状、雨漏りが起きていなくとも、遠からず雨水が侵入するおそれがあるので、早めに修繕するのがおすすめです。
また、屋上に水溜まりができやすくなっていたり、防水シートに浮きやはがれが見られたりする状態なども、防水性能の低下が疑われますので定期的に屋上の状態を確認することが大切です。
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賃貸物件の屋上の防水工事にかかる費用の相場
屋上の防水工事にかかる費用の相場は、実施する工事の種類によって変わります。
大きく分けて、4種類の防水工事の相場をご紹介します。
ウレタン塗料を使う防水工事は、耐久性は少し低いものの費用の幅が広く、相場は1㎡あたり2,500円~7,500円となります。
シート状の防水素材を敷き詰める工事もほぼ同じく、相場は1㎡あたり2,100円~7,500円です。
アスファルトを屋上に張り付ける防水工事は、防水効果が高い一方で費用は少しかかり、1㎡あたり5,500円~8,000円が相場となります。
FRP防水は、1㎡あたり4,000円~7,500円となり、軽量で耐久性にも優れています。
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まとめ
建物の完成から時間が経つと、雨漏りが起きたり、雨水の浸入で建物が傷んだりするため、屋上での定期的な防水工事が欠かせません。
屋上の防水性能が低下したタイミングで、防水工事を実施することをおすすめします。
費用の相場は工事の種類によって変わりますので、事前に調べておき、建物に合う防水工事をおこなうようにしてください。
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