今の年収で不動産購入はできる?予算の目安とは?
住宅ローンを利用して不動産を購入する場合、どのくらいの借り入れが可能なのか疑問に思う方もいるでしょう。
今回は、現在の年収でどれくらい借り入れができるのか、無理なく返済できる金額はいくらなのかをご紹介します。
あわせて、予算の計算方法もお伝えします。
マイホームの購入を検討している方は、参考にしてみてくださいね。
現在の年収で購入できる不動産の金額は?予算を確認しよう!
購入できる不動産の価格の目安は、頭金と借入可能額を足した金額です。
頭金とは、不動産購入時に不動産価格の一部を先払いするものです。
一般的に金融機関からの借入可能額は、年収の5〜7倍と言われています。
それ以上の借り入れは家計に負担が大きく、返済が滞るリスクが高くなるでしょう。
不動産価格の目安は地域で変わりますが、近畿圏では、平均年収の7.1倍となっています。
不動産購入時の年収から考える予算の計算方法
住宅ローンの毎月の返済額の最大値は「(手取りの世帯年収×30%)÷12」で算出できます。
30%は、収入に対する返済額の割合の平均である21.8%に、不動産の維持費や修繕費などのランニングコストを足した金額です。
計算した金額に住宅ローンの返済期間や金利、頭金などを加味すると、不動産購入の予算が決まります。
手取りの世帯年収が500万円の場合のシミュレーションは、次のとおりです。
毎月の返済額の最大値は、500万円×30%÷12=125,000円です。
125,000円は全額住宅ローンの返済に当てられるわけではなく、前述のとおりランニングコストも含まれています。
ランニングコストが月々25,000円だとすると、125,000円から25,000円を差し引いた10万円が、無理なく返済できる住宅ローンの金額となります。
金利1.26%で頭金0、借り入れ期間が35年の場合は、借入額100万円に対して利子が月々2,945円です。
{(10万円(月々の返済額)/2,945円(金利)}×100で計算すると、3,395万円が借入可能額の目安です。
ただし、さまざまな要因によって購入可能額の目安は変わるため、正確な金額を知りたい場合は金融機関などに相談することをおすすめします。
不動産購入時の年収から算出される返済比率とは?
住宅ローンの返済比率とは、年収に占める年間返済額の割合のことです。
一般的な返済比率の割合は、年収の30〜35%が目安と言われています。
年収500万円で毎月の返済額が10万円の場合、返済比率の計算式である「年間返済額÷年収×100」にあてはめると、返済比率は24%になります。
返済比率の目安以下であるため、住宅ローン審査に通る可能性が高いと言えるでしょう。
ただし、返済比率を上限ギリギリにしてしまうと、生活に変化があったときに対応できない恐れがあります。
まとめ
不動産購入時には、住宅ローンのほかにも必要な費用があります。
また、無理な金額の借り入れをおこなった場合、生活の変化に対応できない可能性があるため、注意が必要です。
住宅の価格だけでなく諸費用や生活の変化にも考慮し、ゆとりのある返済計画を立てることをおすすめします。
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