送電線の種類とは?不動産売却への影響と評価額を解説
送電線の下にある土地は売却価格が下がりやすいといわれています。
送電線下にある不動産の売却を検討しているのであれば、なぜ売却価格に影響が出るのかは知っておきたいものです。
そこで今回は、送電線の種類や不動産価格への影響、不動産評価を調べる方法について解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長岡京市の売買物件一覧へ進む
送電線の種類とは?
送電線には低圧、高圧、特別高圧の3種類が存在します。
そのうち、直流・交流ともに7,000Vを超える特別高圧は、大規模な工場など多くの電気を必要とする場所で使用される電力です。
建物内で高圧の電気を利用するためには変電所から送電線を引き込まなくてはならず、そのために鉄塔などの支えが必要です。
変電所を経て減圧された高圧電力は配電線をとおって各家庭に届けられますが、この配電線以外の電線はすべて高圧線になります。
不動産のうえに送電線がある場合、売却価格に影響するといわれていますが、すべてのケースにおいて影響を与えるわけではありません。
▼この記事も読まれています
不動産売却して仲介手数料など仕訳はどうする?個人のときのポイントほか
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長岡京市の売買物件一覧へ進む
送電線下にある不動産は価格に影響する?
結論からお伝えすると、送電線の下にある物件の売却自体は可能ですが、一般的な物件と比べて需要が低いため売却価格も下がってしまう傾向にあります。
その理由は、送電線下に建てる物件には建築制限がかかるからです。
送電されている電圧によってその内容は異なりますが、健康への影響や火災を防ぐために一定の距離を空ける必要があるとされています。
このような制限を受ける代わりに、土地の所有者には電力会社からの補償金が支払われることが一般的です。
補償金の支払いがすでにおこなわれている場合、補償金の分を値下げする必要があります。
また、風が吹くと送電線から風を切る音が発生するため、騒音と捉えられて売却価格に影響を与える可能性もあります。
▼この記事も読まれています
不動産売却にかかる期間が長引く原因とは?対処法もご紹介!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長岡京市の売買物件一覧へ進む
送電線下の不動産評価を調べる方法・売却前に確認することは?
送電線下にある不動産がどれくらいの価格で売却できるのかは、国有地の評価基準を参考にすればある程度の予測が可能です。
国が所有している送電線下の土地は、路線価×土地の面積の30%の金額を評価額とすることが財務省によって定められています。
また、売却前には地役権設定登記と送電線架設保持に関する契約について事前に確認することが大切です。
地役権設定登記とは電力会社が送電線下の土地に設定する登記であり、土地の利用に制限をかける代わりに金銭を支払うことが一般的です。
地役権を設定する代わりに送電線架設保持に関する契約を締結することにより、年払いで電力会社からお金が支払われるケースもあります。
▼この記事も読まれています
シロアリ被害にあった家の売却方法や売却時の注意点を解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長岡京市の売買物件一覧へ進む
まとめ
送電線の下にある物件の売却自体は可能ですが、一般的な物件と比べて需要が低いため売却価格も下がってしまう傾向にあります。
売却前には地役権設定登記と送電線架設保持に関する契約について確認し、電力会社から支払われるお金について調べておきましょう。
長岡京市・向日市を中心に周辺地域の不動産をお探しなら株式会社エクストホームにお任せください。
お客様の幅広いニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長岡京市の売買物件一覧へ進む
エクストホーム メディア編集部
長岡京市と向日市を中心に周辺地域で不動産情報をお探しなら、株式会社エクストホームにお任せください。ファミリー向けを中心にカップル向けなど様々な不動産情報を揃えています。有益な情報をお伝えするため不動産情報などの記事をご紹介します。