賃貸物件の契約をおこなうには初期費用が必要ですが、高すぎると感じることもあるでしょう。
急にお引っ越しが決まったときなどは、まとまったお金を用意できずに困ってしまう可能性があります。
そこで今回は、賃貸物件の契約を考えている方に向けて、初期費用の相場はどうなっているのか、初期費用を安く抑える方法や物件についてご紹介します。
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賃貸物件の初期費用の相場はどうなっているの？
賃貸物件を契約する際の初期費用の相場は、一般的に家賃の4～6か月分です。
この初期費用の内訳には、敷金と礼金、前家賃の他に、仲介手数料、火災保険料、さらに鍵の交換代などが含まれます。
敷金の相場は、家賃の1～2か月分が一般的です。
敷金は、賃料の未払いがあった際や借主の修繕負担義務を担保するために貸主が預かる費用で、原則退去時に返還される費用です。
また、礼金も家賃の1～2か月分を大家さんに支払いますが、礼金はお礼の意味合いを持っているので返還されることはありません。
そのほか、仲介手数料とは、仲介会社（不動産会社）に支払うお金で、宅建業法上、家賃の1.1か月分までの上限が設定されています。
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賃貸物件の初期費用が高すぎるときに安く抑える方法
初期費用が高額だと感じた場合、敷金や礼金については、大家さんとの交渉で多少安くしてもらえる可能性があるので、場合によっては相談をおこないましょう。
とくに、礼金については、先述したようにお礼の意味で支払っているお金なので、交渉次第で割引をしてもらえることがあります。
また、安くはなりませんが、心理的安全性を求める場合、クレジットカードを使用することで分割払いが可能になり、一度にまとまったお金を用意する必要が無いので安心できます。
ただし、クレジットカードの利用は、仲介会社によって受け入れられないこともあるため、しっかりと確認が必要です。
また、分割払いの場合、滞納すると信用されなくなる可能性や、分割回数が増えると手数料や金利がかさみ、支払総額が増加することもありますので注意が必要です。
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高すぎる初期費用を抑えられる賃貸物件とは？
クレジットカードでの支払いや大家さんとの交渉が難しい場合、初期費用を抑えられる賃貸物件を検討してみましょう。
また、敷金や礼金が無料の賃貸物件（ゼロゼロ物件）もあり、初期費用を家賃2～3か月分程度に抑えられます。
ただし、ゼロゼロ物件の場合、いくつかの条件を指定していることがあります。
たとえば、短期で退去した場合、違約金が発生したり、入居前に部屋のクリーニング代を請求されたりということがあります。
そのため、特約事項をしっかりと確認しておくことがポイントです。
そのほかには、閑散期に引っ越しをおこなえば、相場よりも家賃や敷金・礼金を抑えて入居できる可能性があります。
時期的には、5月のゴールデンウィーク明けから8月までと、10月から年末にかけてです。
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まとめ
賃貸物件の初期費用の相場は家賃の4～6か月分ですが、高すぎると感じることもあるでしょう。
そういったときは、クレジットカード払いや大家さんとの交渉で安くなることもあります。
また、敷金・礼金がかからない、ゼロゼロ物件を視野に入れるのもおすすめですので、ご参考になさってください。
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エクストホーム メディア編集部
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