一棟マンション投資のメリットや注意点を解説!
一棟投資は利回りがよく、家賃収入も大きいため始めようと思っている方は多くいらっしゃいます。
しかし、その裏で多額の資金が必要になるため不安を感じている方も多いのです。
マンションやアパートを丸ごと購入するには、大きな決断が必要で不安もあります。
今回、どうすればリスクを減らせ、大きな利益をあげることができるのかを解説していきます。
一棟マンション投資のメリットとは?
一棟投資とは、マンションなどの集合住宅を部屋単位ではなく一棟まるごと購入し、その賃料などで利益を得るというものです。
タイプとしてはマンションの他に、アパートを活用するものがあり、構造や法定耐用年数などそれぞれの特徴を理解した上で検討するのがいいでしょう。
メリットは、部屋単位の区分型のものと比べると利回りが高いという点です。
これこそが、人気の最大の理由と言えるわけです。
また部屋数も多いため、家賃収入の額も自然と多くなりますので、区分型よりも収入の面でかなり有利になり、資産価値も高く評価されます。
一棟マンション投資のリスクとは?
多くのメリットを持つ一棟投資ですが、デメリットもありその代表的なものが初期投資にかなりの額の資金が必要となるというものです。
マンションであれば最低でも一億円、アパートでも数千万円というまとまった額のお金を用意しなければなりませんし、これをフルローンで組むことも難しくなります。
また大きなリスク要因として、火災や地震などによる焼失や倒壊といったものがあり、この場合は家賃収入が途絶えると同時に、資産としての価値もなくなるわけです。
他にも修繕や点検などの維持管理業務やそれに伴う費用も大きな負担となってしまい、いざ手放そうという場合も額が大きいため買い手が付きにくいという危険性も持っています。
一棟マンション投資を始める前にしっておきたい注意点とは?
利回りがよく高収益が期待できる反面、リスクも大きい一棟投資ですが、始めるに当たっての注意点をいくつかご紹介していきます。
まずは、収支計算を自分でおこなうとともに、専門家に依頼し綿密な計画と明細を出してもらうことがもっとも重要で、設定としては低めにしてもらうとリスクを軽減できます。
そして購入するタイミングについても慎重に見極めることが大切で、景況感や市場の相場、景気の先行きなど多角的な視点を持ち判断してください。
また、「過去の入居率」「防音性」「耐震性」なども調べておく必要があるため、投資セミナーなどで、自分自身が勉強していくという姿勢も大切です。