所有している賃貸物件を自主管理するメリット・デメリットとは？
所有している賃貸物件を自主管理しようとする場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
また、自主管理を管理会社に委託する場合にはどのような方法があるのでしょうか。
今回は、賃貸物件を自主管理する際のメリット・デメリットや委託する方法についてご紹介していきます。
所有している賃貸物件を自主管理するメリットとは？
所有している賃貸物件を自主管理する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
1つ目は、管理委託費を節約することができます。
管理会社への委託費用は家賃の3％〜7％が相場となっており、空室の場合でも委託費用が発生する場合もあるため、自主管理することで費用が抑えられます。
2つ目は、入居者との距離が近いことです。
物件を訪れることが増えるため、入居者同士のトラブルなどに早く気づくことができます。
3つ目は、不動産管理に必要な知識を得ることができます。
このように自主管理をおこなうメリットは多いです。
所有している賃貸物件を自主管理するデメリットとは？
一方で自主管理する際のデメリットとはどのような点でしょうか。
入居者募集などの細かな業務もおこなう必要があります。
管理を委託している場合であれば、管理会社におこなってもらえますが、自主管理の場合は細かな業務までおこなわなければなりません。
また、慣れていない方が自主管理した場合、日常の点検や清掃などが行き届かなくなり経年劣化が進行していきます。
そのため、資産価値が年々下がっていってしまう可能性があるため注意が必要です。
自主管理している物件がご自宅から遠い場所だとトラブルが起きた場合、初期対応がおそくなる可能性が高くなります。
その場合、入居者からの不満が集まり退去に繋がってしまいます。
管理会社へ委託した場合の運用方法とは？
管理会社に委託すると安定した運用をおこなうことができます。
管理会社では、入居者募集と建物管理の両方をおこなってもらえます。
過去の修繕状況を見ながら、的確な修繕をおこなうことで資産価値の低下を食い止めることが可能です。
また、入居者同士のトラブルも管理会社が仲介することで解決しやすくなります。
その他には遠方にある物件で所有者が近隣に住んでいなくとも管理が可能です。
遠方の物件が選択肢に入ることによって好条件の物件を所有することができるようになり、空室や資産価値低下のリスクを抑えられます。
そのため、自主管理が不安に感じる場合は、管理会社への委託も検討すると良いでしょう。
まとめ
所有している賃貸物件を自主管理するメリット・デメリットについてご紹介してきました。
本業として自主管理をおこなう場合は、細かな業務まで対応できます。
ですが、副業などで運用する場合にはなかなか難しい場合があります。
自主管理が難しい、運用に不安を感じる場合には管理会社への委託を検討すると良いでしょう。
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