不動産投資とは？利益の仕組みを分かりやすく解説！
不動産投資とは、投資した不動産を賃貸に出すことで利益を得る資産運用のことです。
十分な初期費用が用意できなくても、金融機関でローンを組んで物件を購入することができるので、比較的始めやすいものでもあります。
この投資方法は、インカムゲインとキャピタルゲインの二つの収益から成り立つもので、その仕組みについてを解説していきます。
不動産投資でインカムゲインとよばれる利益の仕組みについて
インカムゲインという聞き慣れない言葉を聞いて、首をかしげる方も少なくないと思います。
これは運用益のことで、不動産投資の場合は家賃収入になります。
不動産投資とは、賃貸経営をすることで入居者から家賃として毎月決まった利益を得ていく仕組みです。
株式投資とは違い、毎日の値動きに左右されるリスクがなく収入が安定していることが特徴です。
空室の期間をできる限り少なくし、継続して入居者を入れることができれば、初期費用を早く回収できるというメリットもあります。
ローンを早めに返済できれは、その後の家賃収入を生活費やほかの運用資金に充てることができるようになるので、場合によっては一生安定した収入を得ることも可能になります。
最近では、不動産投資のインカムゲインを利用して早期リタイアを目指す方も増えています。
不動産投資でキャピタルゲインとよばれる利益の仕組みについて
不動産投資には、キャピタルゲインという物件売買益によって利益を得る方法もあります。
これは、不動産を購入価格よりも高値で売却した場合に得られる差額分が利益になる方法です。
考え方としては有価証券と同じになります。
キャピタルゲインは、資産価値が上がることを上手く予測できれば、株式同様に大きな収益が得られると言われています。
一方で先見の明がなかった場合、大きな損失を抱える可能性もあるでしょう。
一言でいうと、ハイリスクハイリターンの投資方法です。
不動産投資の仕組みの中で利益を得るメリットとは？
インカムゲインの最大のメリットは、少額投資で始めても安定した収益を得られるということです。
たとえば、中古のワンルームマンションといった区分投資でも、入居者が継続的に得られれば資産を手放すことなく毎月の家賃が入ってきます。
一方で、毎月の家賃内での収益なので長期的な視点が必要なのと、家賃滞納問題がリスクになるでしょう。
キャピタルゲインのメリットは、インカムゲインと比較して短期間で大きな利益が見込めることです。
しかし相場を読むのが難しく、知識や経験が豊富なプロでさえ利益を上げられないケースがあるので、素人には決して簡単なものではありません。
まとめ
不動産投資を上手く利用することで、早期リタイアができるようになるなど、生活に余裕を持つことができるようになります。
しかしそれを実現するためには、空室対策をおこない家賃滞納を未然に防ぐといった、しっかりとした賃貸経営が必要になります。
また、キャピタルゲインとよばれる短期間で大きな収益を得る方法も選択できますが、ハイリスクハイリターンの投資方法なので十分に知識と経験を積んでからおこなうことが重要です。
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