賃貸物件での特殊清掃とは?特殊清掃のメリットや費用について解説
賃貸物件の部屋で、孤独死の遺体や事故・事件で亡くなった遺体などの発見が遅れた場合には、特殊清掃が必要となります。
高齢化社会となり、一人暮らしの高齢者も増えていますので、残念ながら孤独死をしてしまい、遺体の発見が遅れることも増えています。
そこで今回は、特殊清掃の概要とハウスクリーニングの違いや特殊清掃のメリット、費用などについて解説します。
賃貸物件の特殊清掃とは?
賃貸物件で特殊清掃が必要な場合とは、部屋の中で下記のような事態が起きたときです。
●孤独死
●事件
●自殺
●ゴミ屋敷
特殊清掃でおこなうことは、汚れ落とし、消臭、害虫駆除、遺品整理などです。
遺体の発見が遅れた場合、血液、体液、腐敗臭などで部屋が汚れているので、専用の薬剤やオゾン脱臭機などを使い、汚れや臭いを落とします。
遺体のあった部屋では、害虫が発生している可能性もあるので、その場合には殺虫剤で害虫駆除もします。
また、清掃と同時に遺品整理をおこなうケースもあります。
今回のテーマの特殊清掃とハウスクリーニングの違いは、以下のとおりです。
ハウスクリーニングは、一般的に購入できる薬剤などを使って、エアコン、浴室、壁、トイレなどをキレイに整える目的で掃除をします。
一方の特殊清掃は、専門的な薬剤を使い、ウイルスや細菌を殺菌、体液や血液を除去、腐敗臭などを消臭する目的で清掃をします。
人が住めなくなった状態の部屋を、原状回復させるのが特殊清掃の目的です。
賃貸物件で特殊清掃をするメリットとは?
賃貸物件で特殊清掃をするメリットは、独特な部屋のにおいを消臭することです。
また、短時間でキレイな状態に仕上げることができるのも、メリットの1つです。
さらに、遺品整理も一緒におこなってくれるので、不用品を処分することもできます。
特殊清掃というだけあり、特殊な部屋の状態に特化した作業をおこなってくれるのが、とても心強いです。
賃貸物件で特殊清掃をしたときの費用とは?
賃貸物件の特殊清掃では、間取りと作業内容によって費用の相場がことなります。
たとえば、間取りが1R・1Kであれば、7~30万円ほど、1LDK~3LDKであれば、13~50万円ほどです。
作業内容でみると、床清掃が3万円~、消臭剤と除菌剤散布が1万円~、畳の撤去が1枚あたり3,000円~、オゾン脱臭が3万円~、害虫駆除が1万円~となります。
特殊清掃とは、ハウスクリーニングと比較しても特殊な作業をおこなうので、費用も少し高く感じられるかと思います。
まとめ
賃貸物件で特殊清掃をおこなうメリットや費用、ハウスクリーニングとの違いついて解説しました。
もし賃貸物件で遺体が発見された場合などは、特殊清掃をして部屋の状態を回復させる必要があります。
今後も部屋を良い状態で貸し出すためには、必要な作業となります。
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