和室のある賃貸物件で知っておくと便利な畳交換のあれこれ
和室のある賃貸物件は、実は汎用性が高く、一年を通して快適に暮らすことができる魅力あふれる部屋。
この記事では、畳のある部屋に住むときに知っておきたいお手入れ方法や、畳交換に関するあれこれについてお話していきます。
これから引っ越しを検討している方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
畳の部屋がある賃貸物件で畳を傷めないように暮らすコツとは？
賃貸物件の部屋には、洋室とはひと味違った雰囲気を持つ和室を設けている部屋もたくさんありますよね。
天然素材である畳の部屋は、掃除機を畳の目に沿ってかけたり、室内の換気に気を付けたりといった基本的なことが大切になりますが、居住空間や寝室として使えるなど、汎用性の高いところが魅力。
畳の交換方法には、新調後2〜5年の間におこなわれる「裏返し」、その後4〜7年に間におこなわれる「表替え」があり、賃貸物件でも定期的にメンテナンスがおこなわれています。
賃貸物件の和室の畳って交換するの？畳のライフスパンについて
畳のライフサイクルは、使い方や環境によって10〜50年とさまざま。
一般的には、フローリングの耐用年数が10〜30年と言われているので、畳の耐久性の高さがわかりますよね。
賃貸物件のほかの住宅設備と同じく、畳も経年劣化が進むもの。
和室のある部屋に入居中に畳の毛羽立ちなどが気になってくることもあるかもしれません。
日々の暮らしによる通常損耗については、大家さん側が交換費用を負担しますが、入居者側に原因がある摩耗や傷などについては、入居者側が交換費用を負担することになるため注意しましょう。
賃貸物件の和室の畳の交換が必要になるケースと費用相場とは？
通常損耗にあたる賃貸物件の畳の傷みは、太陽光による日焼けや毛羽立ちなどの場合です。
タバコの焦げ跡や水濡れのシミなどは、入居者側に原因があるため借主負担での交換が必要になることもあります。
入居時の賃貸借契約書などに費用負担などのルールが記載されていますので、まずは確認してみましょう。
畳の種類やお住まいの地域によっても交換費用は上下しますが、裏返しで5,000円程度、表替えで5,000〜2万円程度、新調で1万〜3万5,000円程度と言われています。
また賃貸物件の畳に傷やシミをつくってしまったとき、自分で補修したり自分で勝手に交換したりするのはNGとなります。
退去時のトラブルのもととなってしまう可能性もあるため、気になる点はまず大家さんや不動産管理会社に相談してみましょう。
まとめ
畳のある賃貸物件は、慣れるととても住み心地がよい部屋。
畳交換などで気になることがあるときは、ぜひ大家さんや不動産管理会社に相談してみましょう。
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