賃貸物件の鍵を紛失したときにとるべき対処とは
賃貸アパートやマンションの鍵を紛失してしまうケースは珍しくありません。
では、実際にこのようなケースに陥ったとき、いったいどうすればよいのでしょうか。
本記事では、アパートやマンションの鍵をなくしてしまったときの対応や費用、退去時にどうなるのかなどについて解説をします。
賃貸物件の鍵を紛失したときの対応
賃貸物件の鍵を紛失したときの対応ですが、まずは1日を振り返ってみましょう。
もしかすると、職場や友人宅に置き忘れた可能性があります。
また、立ち寄った場所も思い出し、落としていないか確認に戻ってみましょう。
見つからなかった場合には、管理会社と交わした契約書をチェックし、必要なら連絡します。
場合によっては、管理会社が対処してくれるかもしれません。
誰かが交番や警察署へ届けてくれている可能性もあるため、遺失届も提出しましょう。
賃貸物件の鍵を紛失したときに発生する費用
賃貸物件の鍵を紛失したときに、どれくらいの費用が発生するのかは気になるところでしょう。
業者を呼んで鍵を開けてもらうのなら、だいたい1万~2万円が相場です。
業者によって価格は変わるため、事前にホームページで確認しておくと安心です。
なお、解錠や鍵の交換などにかかった料金は、基本的に借主の自己負担となるため注意しましょう。
作業にかかる時間もさまざまですが、一般的には30~60分程度です。
業者がどこから来てくれるのかによっても、トータルでかかる時間は変わります。
賃貸物件の鍵を紛失すると退去時どうなる?
賃貸物件の鍵を紛失してしまった場合、退去時に何かしらのペナルティがあるのか、と不安を抱える方も少なくないでしょう。
基本的には、鍵をなくした時点で管理会社や大家に相談し、対処していればトラブルになることはありません。
一方、大家や管理会社に相談せず鍵を交換してしまった、といったケースでは、トラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。
なお、退去するときにオリジナルキーがない、といった状況では、借主が負担して支払う必要があります。
このあたりのことは、契約書に詳しく記載されていることが多いので、事前にきちんと目をとおしておきましょう。