向日市のおすすめ公園【2選】歴史漂う憩いのスポット

環境のよさや、奥深い都の歴史も魅力の京都府「向日市」。
そんな向日市には、観光や休日の散策スポットとして、ぜひ訪れてみたいおすすめの公園が点在しています。
今回は、そのなかから、「長岡宮跡大極殿公園」と、「物集女車塚古墳緑地公園」をご紹介します。

向日市のおすすめ公園「長岡宮跡大極殿公園」

阪急京都線の「西向日駅」から、北に歩いてすぐのところに、向日市でもおすすめの公園「長岡宮跡大極殿公園」があります。
向日市の閑静な住宅街のなかにある、静かで、ゆったりとした時間を過ごすのにもぴったりの公園ですよ。
「長岡宮跡大極殿公園」は、「日本の歴史100選」に選出されており、歴史好きの人にとっても興味深いスポットといえるでしょう。
長岡京には、約1200年前の延暦3年のころ、10年の間、都がありました。
当時の桓武天皇が政務を司ったとされる大極殿や、お住まいであった内裏など、重要な施設がこの土地に配置されていたと伝わります。
昭和29年に大極殿跡などの調査が開始され、発掘された貴重な品は同じ向日市内の文化資料館にも展示されています。
昭和40年には、史跡公園とされ、敷地の南は大極殿が、北には大極殿の背面の建物であった、小安殿跡が整備されています。
歴史が残るスポットでありながら、現在は、向日市民の憩いの場にもなっている公園ですよ。

向日市のおすすめ公園「物集女車塚古墳緑地公園」

向日市には、ほかにも歴史を感じさせるおすすめの公園があります。
阪急京都線「東向日駅」から、北の方面に歩いて15分ほど進んだところにある「物集女車塚古墳緑地公園」です。
落ち着いた住宅地のなかに現れる、古墳のある公園ですが、きれいに整備されており、向日市民に親しまれるスポットです。
古墳は小高い丘のようになっており、頂上にはスギの木が育って、目をひきます。
親子で、のびのびと密をさけたお散歩にも適した場所ですよ。
「物集女車塚古墳緑地公園」の物集女車塚古墳は6世紀につくられたといわれており、全長45ｍを誇る前方後円墳です。
石室内は、かつての時代のまま復元されており、例年、期間限定で石室内も公開されます。
「物集女車塚古墳緑地公園」は京都府の指定文化財でもありますが、緑地として普段は多くの人に親しまれている場所ですよ。

まとめ

1200年前の都を歴史を今に伝える「長岡宮跡大極殿公園」と、45ｍの古墳が残る「物集女車塚古墳緑地公園」をご紹介しました。
いずれも、閑静な住宅地にある公園です。
向日市の環境のよさを感じていただきながら、散策に訪れるのもおすすめです。
※公開日などは、HPなどの最新情報を確認してください。
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